AKANE

僕と頭の中の落書きたちのAKANEのレビュー・感想・評価

僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)
4.0
日本で劇場公開されなかった統合失調症を"可視化"した作品。2017年の小説が原作で2023年8月6日に配信が終了するとのことで急いで鑑賞しました。イジメ、親の再婚、統合失調症の症状である幻覚や幻聴、そして薬の副作用に苦しみながらも夢である料理人になるため学校生活や他者との良好な関係を築こうと奮闘する主人公アダム。しかし皮肉にも症状が緩和し、よく効く新薬はアダムの味覚を鈍くしてしまう…障がいがあるひとへの理解を深められる作品でありつつも、青春映画としても成り立っていて、大人向けというより子供やティーン層にも見やすいように製作されているように感じました。アダムが初日に学校の食堂で食事するとき日本でよくみるあの七味があってニヤニヤしました。ラストは噂通り涙腺への攻撃がゴゴゴゴゴゴッ!ポールらぶ。理解ある家族って素晴らしいな。興味あるひとは急いでNetflixへGO
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