素敵な話だった...
統合失調症を題材とした映画。
ものごとがなかなかうまく行かないって人に是非見てほしい。ちょっと、前向きになれる。
現代的で、見やすくて、若い人に寄り添って描いていた印象。
幻覚や薬の副作用を抱えながらも、もがき乗り越えようとする主人公の姿には元気をもらった。ドキュメンタリーのインタビューシーンのように語り掛ける演出も印象的。統合失調症を身近に感じられた気がする。
家族愛、恋愛、友人関係...
他人とのかかわりを通して主人公が自分と向き合って人と向き合っていくのが素敵だった。
一人で自分と向き合うことも大切だけど、愛する人、愛してくれる人と自分を見つめ直すことや受け入れることも大切だなと思わせてくれる。
一人だとどうしてもとじこもってしまうもんな...
だんだんと幻覚たちが愛おしくもなってくる不思議。
ラストの展開はなんかくさいな...とも思うけど。
名作「ビューティフルマインド」を思い出した。
なんだか、ビューティフルマインドが見たくなった...
原題は「トイレの落書き」
プロムと落書きだらけのトイレは海外らしいな。