このレビューはネタバレを含みます
闘病、家族の支え合い、同級生との恋愛…っていうチャリティー番組内のドラマみたいな題材であるが、アダムとマヤのキャラクターがかわいくてうんざりせずに観られた。
俳優も良かった。「荒野にて」でも好きだったけど本当に表情豊かで魅力的だなあ。
幻覚の仲間たちが個性強くて面白かった。
停学から施設に入れられるまでの場面は観るのがつらかった。この作品の統合失調症がどこまでリアルなのかわからないけど、腫れ物に触るような態度を取られたり、自分をコントロールできなかったり、精神疾患特有の孤独はよく描かれていたと思う。
最後は綺麗にまとまりすぎていかにも映画って感じだった。