かつて炭坑で栄えた町に暮らす人々は・・
当てどころもない生活に心は荒んで
日々の貧困は育児放棄に繋がることも
ある園長が行政・地域に立ち向かう
日本では弱者寄りに成りがちな部分も
この園長が率直に鋭く切りこんでいく
正義面と罵られてもたゆまない
誰もが拘わらずに逃げて放置するなら
気づかれずに気づかないふりをして
都合のいいように時は流れるまま
生きていくには人任せではならない
親が立ち直れずに荒ぶれようとも
こども逹には教育が欠かせないのである
つらい状況に阻まれ挫けそうになっても
また前を向いて始めようとする園長・・
こども逹の笑顔に囲まれて
ひとつひとつ積み重ねていくのである