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シェルター 狂気の秘密のchibicobicsabicのレビュー・感想・評価

シェルター 狂気の秘密(2008年製作の映画)
3.0
サイコおばさん役のキャスリーンさんはヒルズ・ハブ・アイズの
ママ役の人ね。
でそれはどうでもいいとしてどうとでも好きに解釈していい作品。
娘の視点にたてば一つもママらしいことをしなかったママに
娘なりの制裁のチャンス。
だって娘だって色々悩み考えてるんだもん。
ママは好き。でも許しがたし、ってなところなのか。
あのあと娘はどうしたのだろう。
ママだからって当然のように助けてくれるわけじゃないんだな、
というある意味「おぉ!」と思う娘の判断を見たわけです。
※どういう状況下に育ったとしても大抵はその後ママは改心して
娘と仲良く行きてくみたいなのが多いかと。

あと関係ない話ですけど
シェルターは日本にもあります。古い情報だけど
基本的に携帯電話は持たないのが条件です。
これは、被害者側からも連絡を取る可能性もあるわけで
そうなると逃げてきた意味がなくなり、また元に戻れば再びDVの被害を受ける可能性が高いから(最悪殺されるかも)。
ま、詳しいことは長くなるんで省くけども。
コレ以外にもいくつか条件ってあるのです。
なのでこのおばさんの出す条件が厳しいとは全く思いません。
※自分がDV被害者だったのでシェルターに入りたくて一応調べまくった。
残念ながらシェルターが満員という驚きの展開でシェルターに隠れることは私はできなかったんだが。

ただこの作品の場合、もうDV亭主はご臨終なわけだから
シェルターに逃げる必要ってどこにあんの?と思うけど。
正当防衛なんだから普通に裁き受ければ娘の場合なら方面になる可能性高いのに。

グロシーンはゼロ。
ちなみに原題はHarm's way
邦題は相変わらずおかしなタイトルつけるので原題の意味を考えれば
普通にしっくり来るんじゃないでしょうか。
危ない状況、危険な環境、などという意味を持ちます。
前後につく単語によるけどもいずれにしても「被害を受ける」など
危険と大きな関係のある言葉です。
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