油淋鶏

アル中女の肖像の油淋鶏のレビュー・感想・評価

アル中女の肖像(1979年製作の映画)
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ひとつひとつのシーンが絵画のように印象に残っている。
ところどころ意味のわからないカットがあって、それもまた絵画のよう。
美術館で、なんなんだこれはと思う感じと似ている。
ほとんどセリフがないのに主人公の強さや美徳からこの物語の伝えたいことが見えた。
今よりも色々な差別があったであろう当時、この映画に救われた人がいたんだろうな。
何よりこんなものを作ってしまう監督、かっこいい。監督自身のビジュアルもかっこいい。
油淋鶏

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