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ゲキ×シネ「偽義経冥界歌」のsとkのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

うたの ちからって すげー!
いまじゃ がっきを かなでることで
ししゃを よみがえらせたりできるんだと
(ネタ全力投球)
以下真面目に
「偽義経」はコロナで予約していた舞台が観れなくなり、ようやくゲキシネとして帰ってきたので、ウキウキで見に行きました。結果、すごくよかった。「蒼の乱」と系統的に雰囲気が似ていて、壮大かつ笑えて泣けて感動できる素晴らしい時代劇舞台だったと思います。主人公の生田くん演じる国衡が特にかっこいい!あそこまで素直に真っ直ぐに自分と向き合い、前に向かっていけるキャラは清々しく、魅力的でした。
 また、さくらさんの歌がこの舞台を本当に良いものにしてくれたと思います。歌の力って凄いですね。さくらさんが歌うだけで、久郎さんと同様まずいブドウを食べた気分に、きゅーと胸が締め付けられた気分になりました。歌を上手く使った舞台だったと思います。泰衡と二人で歌ったのも良かった。
 あとやはり、黄泉津の方かっこよかったです。最初は息子に父親を殺させて、なんてひどいと思ったんですが、最後まで芯がぶれない人でした。最期のシーンは泣いてしまった。
そして殺陣シーンですね!早乙女友貴さんは言わずもがなですが、その殺陣にひけを取らない生田さんの殺陣が予想外!あんなに動けるんだ!?と素直に驚き、舞台の迫力あげていました。
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