ゲキ×シネがドルビーシネマで鑑賞できる、これは凄いですね。
様々な義経伝説をごった煮して、『ゲーム・オブ・スローンズ』化して描き出していく平安絵巻です。
ドルビーシネマは真っ暗な表現が卓越して素晴らしいのですが、舞台ですら表現できないのではないかと思える暗転。
ここに新しい映画でも、演劇でもなく、新しいエンタメの表現の可能性が見えてきます。
今までの素晴らしいゲキ×シネのエネルギーも凌駕する熱量は約3時間圧倒的です。
ただ、中島かずきさんの脚本が時々顔を出すプロパダンダチックな所が苦手で今回の義経伝説のそこをそういう解釈で描くか…と背筋が凍る部分もありました。
その苦手意識は克服できず…。
