ジョージアのウィンターリゾートのロッジを舞台に、リゾートを訪れたカップルが何者かに命を狙われる。ウクライナ、ジョージア合作のサスペンス映画。
冒頭にカップルの狙われる理由と犯人の動機を提示してしまったので、なぜ命を狙われるかというサスペンス要素が薄らぐ結果に…。
これは後出しにした方がサスペンスとして盛り上がったと思うのですが…。
他の方も仰っている通りで「シャイニング」のオマージュと思えるシーンがあります。しかし…ただ入れたかっただけで特にそれが活きているとは思えません…。
主人公達がとんだバカップルで興醒めです。自分達から危険な場所に赴くよりは、行かざるように仕向けた方が良かったのでは…。
あれだけ危険を警告されたのに行って自業自得な感じが強い。
そんなバカップルのイチャつきを見せられるのはなかなかにツラい…。
犯人の素性に何の捻りもないので驚きはなく、主人公が無駄に動き回っている感じがあり追いかけっこも面白味が薄いです。
ちょっと描いてはいますが犯人側の背景も薄いので感じる物もない…。
きっと心が壊れているんだろうけど手当たり次第はね…。
犯人がまたブラックリッジに来るとは思えないですし…。
主人公のタフさには感服。極寒の大地の描写はなかなかに寒さを感じました。しかし…物語として起伏がイマイチで全体的に面白味が薄くあまり楽しめませんでした。
まとめの一言
「雪だるま」
