高校生の彼女には酷すぎる程あまりの負の連続に同情してしまった。
アンバーの周りの人は損得無しに手を差し伸べられる優しい人で溢れており、交友関係には恵まれているが、それは日々彼女が持ち前の明るさで人々に接し続けていたからこそ得られた宝物であろう。
作品内で彼女自身がoptimisticだと呼ばれる場面があったが、彼女は「楽観的」ではなく、きちんと現実を見据えた「ポジディブさ」を持っている気がした。
2020年、パンデミックにより環境が一転し意気消沈としている人が世の中に多くいると思われるが、アンバーのような前向きさを忘れずに生きていきたいものだ。