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シングル・ガールのmareのレビュー・感想・評価

シングル・ガール(1995年製作の映画)
3.5
ひたすらにルドワイヤン。フレームから外れることがないルドワイヤン。もはや完全にルドワイヤン推しのためにあるような映画にすら思える。この映画面白いのがカットこそあるものの全部のシーンが地続きのようにリアルタイムで描かれることだ。それにより彼女の感情の機微、美人というだけでさまざまな場所からトラブルに見舞われることの理不尽さが演出されている。だから必然的に同じような場面が繰り返されて、セリフも少ない中で表情のアップが多用されるが、ルドワイヤンの圧倒的可愛さ故にそのときの画面の強度といったらハンパない。余裕で10時間くらい見てられる。アイドル映画みたいな口ぶりで語ってしまったけどテーマはかなりシリアス。美人の宿命であり煩わしさでもある。まさにハラスメントが横行する今の世の中にも刺さる映画なんじゃないかな。
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