このレビューはネタバレを含みます
とーーっても好きな映画が増えた！
これ撮影賞じゃないんだ…って思うほど素敵なシーンが多くて。絶景ってわけじゃなく、ありのままの自然という言葉が適切か分からないけれど等身大かつ広さを感じさせる景色が溢れてた 特に空はほんとうに感動する！朝日のきらきらや、夕方のオレンジと赤と青が混ざったような儚さが伝わる空、夜には星がいっぱいで抱きしめたくなる空などなどなど、いろんな顔を魅せてくれる空にはあなたの会いたい人が待っていると言わんばかり…贅沢なお空でした…
ファーンは強くて賢いかと思いきやそんなことはなくて、悲しみを引きずっている目をしているのがグッとくる 彼女が「岩は面白い」と言うのは、荒れた海で削りまくられて形作られるからかなと思った 穴が空いた石を持った彼女は寂しそうだった
さよならは無くて、またどこかでと言えるのが良いところかもしれないけれど、近くに居ないのはやっぱり心細かったりもする
話題は少し飛んで、死というのは人類共通のあるある事項なのに誰も経験したことがないって変な話よねって前に誰かが言っていた この作品も死生観が描かれていてどうしても考えてしまうよね 正しい答えは出せないのだけれど、こういう時代だからこそ価値観を広げて寄り添える準備をすることはとても大事だと感じる
