"思い出は生き続ける"
定住地を持たずに全米各地を転々としながら暮らす人々の交流を描いた作品。
この作品がアカデミー賞を受賞した時、ノマドの意味が分からずにすぐにググッたのを思い出した。
ノマドとは、英語で「遊牧民」や「放浪者」を意味する言葉のこと。
行く先々で出会う人達と、喜びを分かちあったり
悲しみを分かちあったり。
人の温かさを感じることが多い一方で、ふとした瞬間に寂しさを覚えることもあって...
本当の自分の居場所とは...？
なかなか考えさせられる内容でした。
あの広大な自然の中で、自由気ままに伸び伸びと暮らせたらどんなに幸せか。
でも現実問題、生きていくためにはお金が必要になるわけで。
ファーンに限らず、本作に登場するノマドワーカー達の中には高齢の人も少なくないし(というかほぼ高齢者)
ハードワークをこなしながらの生活って、やっぱり体にも無理がかかってしまうと思うから...
もしもの時とか大丈夫なんだろうかって、 そういうのがどうしても心配になった
自分には絶対出来ないであろう自由な生き方だからこそ羨ましく感じる部分が多くあり、こんな生活も悪くないなと思ったその矢先に
《蛾が群がる洗面所のシーン》
...あ、やっぱり私には無理だ笑
まずはミニマリスト目指して頑張ってみようと思います(そういう事じゃない)
