このレビューはネタバレを含みます
安定のマクドーマンド
自然さがまさにノマド民
ノマドのこの生き方の良いところは最後のさよならがない所。
いつかまたどこかで出会える。必ず。
だからまた息子に会える。
そう信じられる。
共に生きた時間を思い出せる。
その後のマクドーマンドが素晴らしい。
いやこのシーンが素晴らしすぎた。
ファーンの中で何かが渦巻いてたモノがスッと解放されたような心の解放。
笑み。
そして、沈む夕陽を見つめる
60で車上生活は大分キツイだろうと思いつつも、子供の頃自分だけの空間、押し入れの中の秘密基地感、車中泊とは似て非なるもの、そんなものに憧れたことはある。
それぞれの車上での生活生きていく為に。
そこでの出会いや別れ
感じる事はそれぞれ。
ノマドライフこそ人間のリアル、人間としてのくささが色濃く見られるそんな気がした。
路上でのホームレスももしかしたらそこまで変わりないのかもしれない。
人それぞれ。まさにそれ。