このレビューはネタバレを含みます
広大な自然の夕日とか景色がすごく綺麗だった。
BGMも相まって全体的に切ない雰囲気で、特に大きな事件とかが起こるわけではなく淡々と日常が進んでいく感じが素敵な作品だと感じた。
ファーンは自由なノマドの暮らしをしているけど、いつまでも亡くなった夫となくなってしまった町にずっととらわれていて、彼女にとってのこれからの幸せってどこにあるんだろうと考えさせられた...
息子が自殺してしまった男性がファーンに話していた、"ノマドの暮らしをしていると「さよなら」がなくて必ず「またどこかで」となるから、いつかどこかで会えるといつまでも思っていられる"というのが切なくてすごく印象に残った...