このレビューはネタバレを含みます
ダウナー系の作品。
ノンフィクション小説が原作な為、
めちゃくちゃドラマチックな演出はありません静かにしんみり見れます。
リーマンショックの影響により夫が勤めていた会社が倒産し、夫も亡くなり、住むところを追われて、車中泊をしながら遊牧民のように場所や仕事を転々として暮らしていく女性の話。
Amazonの倉庫作業の仕事やキャンプ場のスタッフなどの仕事をしたり、また同じノマド暮らし人が集まる交流場所で過ごしたりもした。
出会った人の中で孫が産まれたきっかけで
故郷に帰り、主人公のファーンも一緒に暮らさないかと誘うが、ファーンはこのままノマド暮らしを選択する。
静かな映画で画面に映る景色は綺麗でした
広い綺麗な木々が並ぶ中に1人で映るシーンは孤独で寂しげに見えました。
1人ってなんだか寒さが沁みる
人との交流はあるものの60代でこれからも
ノマド暮らしをする事を思うと自分なら不安になってしまう。しんみりしてしまいました。