ゆうな

ノマドランドのゆうなのネタバレレビュー・内容・結末

ノマドランド(2020年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

“ノマド”は日本では違う意味で広まったようだ。ノマドたちの周囲からの偏見や哀愁のようなものが描かれていて想像していたものとの違いにびっくりした。
親しくなった人たちが去っていくのは寂しさと孤独を感じた。でも場所や人にとらわれない生き方は孤独と隣り合わせだけど素敵だなと思った。

ファーンは知り合う人から一緒に住もうとかいつでも来ていいよとかを言われるとすぐぴしゃりと結構です、さよならっていう態度をとるところが一貫している。助けというより憐れみに感じてしまうんだろうか。
あの缶切りのおじさんは別で、おじさん家族の家に行ってみるけど夜中に耐えられずヴァンに戻ってしまうところが苦しかった。

Dedicated to the ones who had to depart.
See you down the road.
旅立った仲間たちに捧ぐ
またどこかの旅先で

大事なお皿
Amazonの中の人
ツバメの巣
ラストの家の裏の景色
フレンチ・ディスパッチに出てた主人公。
デヴィッド・ストラザーンはザリガニの鳴くところに出てた弁護士。
(個人的に、生活の描写がとてもリアルすぎてドキュメンタリーっぽかった)
ゆうな

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