様々なノマドがいるが、みんな不幸ではない。みんな過去を乗り越えて生きている。
だがファーンは過去を語らず、逃避してきた。
幸せなノマドたちの生き方から自分を見つめ直し、自分の生き方を見つけていく…
アメリカの数年前の状況を踏まえ、それ以降の生き方や考え方の転換を提唱した作品に思えた。
ペンシルベニアなどは都会にしがみつき、その苦しみからドラッグが蔓延していったが、ファーンの生き方はそれとは対照…
故郷、帰れる過去を失った自由の身になった人間の心がどのように動き、絶望し、希望を見出すのか
途中感情移入しすぎて辛い場面も多々
遊牧民(ノマド)は、さながら開拓者だが彼らと彼女の違いは共有する過…
実際に車で生活する人がいるのは知ってるけどリアルさが更に伝わった。率直にノマドの生活をする高齢者の人たち元気だなぁと思った。狭い車で寝て仕事までして凄い。家に住んでても足腰悪くなる人もたくさんいるの…
>>続きを読む企業の破綻により仕事も住みかも失ってしまったファーンは、亡き夫の思い出と共にキャンピングカーで車上生活を送っている。
街自体がゴーストタウンと化してしまい、彼女以外にも路上で生活を送ることになった流…
ヴァンで旅をするけども、ロードムービー味は薄め。彼女の事情や目的地の決め方がそうさせているんだと思う。かなり後ろ向きな旅。
家がないっていうことはかなり不安だな。そんな思いがこの映画を通して変わる…
“ノマド”は日本では違う意味で広まったようだ。ノマドたちの周囲からの偏見や哀愁のようなものが描かれていて想像していたものとの違いにびっくりした。
親しくなった人たちが去っていくのは寂しさと孤独を感じ…
胸苦しいほど切なく、意外にもポジティブな映画であった。話が進むにつれて、なぜファーンは定住しようとしないのかという疑問が解き明かされていく。
羽振りの良さそうな姉夫婦や、ノマド生活中に出会い、今は…
正直、自分にはあまり刺さらなかった。
そもそも日本では「放浪」という伝統があまりないために映画に入り込むことができなかったのかもしれない。
さらに主人公がお金、年齢、仕事、どの問題も解決しないまま映…
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