菩薩

灰の車輪の菩薩のレビュー・感想・評価

灰の車輪(1968年製作の映画)
2.9
『沈黙のこだま』と大して変わらん内容だが、画的には確かにガレルっぽいし(ガレルならもう20分尺削れそうだし、そもそもさっさとSEXしてる)クレマンティは『分身』じゃんって思ったら思いっきりトークショーで言われて「ちょい!」となった。己の下半身不満足の吐口としてちり紙よりも神に縋ったり東洋哲学に逃げたり、輪廻が…とかカルマが…とか言ってねぇでとりあえずシコって寝ろよと思ったが、なに?最終的にあんたパパになってるやん?なんなんしっかりしなさいよ。まぁ気持ちは分かる、俺も現世がゴミなのは全部前世のせいだと思ってるし、来世に向けて積めるだけの徳を積んでいこうと思っているが、現状高さを増しているのは積読と積DVDだけである。クレマンティが意味も分からず停止した時間の中で2分ほど太腿をサワサワし続けるシーンがある、俺の映画かと思った。リコーダーとミュージックソウもめちゃくちゃ謎、サブリミナルジジイ怖すぎる。
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