マーキュリー

最前線のマーキュリーのレビュー・感想・評価

最前線(1957年製作の映画)
4.0
各場面で明らかに精神崩壊が起こるけど戦争映画あるあるの役者演技頼りの「狂気」に執着せず、演出によるサスペンスを貫いてることに好感。常にハラハラだけど煽ってるわけでもない絶妙なバランス加減。卑劣な行為で勝ち抜く男が最後まで死なないのも、敵にヘイトが向くような演出がないのも中立で良い。