おろかでへたれな夫と息子2人を救うために、通訳という特権階級を利用（悪用）しまくる主人公の話。
アイダが何かを救った、助けたという話ではなく、ただ自分勝手に利己的に自分の家族を守ろうとする話なので、鑑賞前に変な聖女感は主人公に持たない方がいいかも。私は主人公が、通訳という仕事を活かして周りを助けようとする話かと勝手に思ってたので、かなり拍子抜け。
まあとにかく恐ろしいくらい地味だし、途中退出者も多く、つまるかつまらんか絶妙なライン、いや普通に退屈ラインを飛び越えていた様な映画だったが、ラストはやはりなんか物悲しく、そりゃああなるわなと改めて主人公のやりたい放題だった行動にも理解が出てくる。
まあ別に興味ないならあえて観るような映画ではないとは思います。
