ボスニア紛争中の1995年7月、8000人以上の死者を出し、第二次大戦後ヨーロッパ最悪の大量虐殺事件とされた「スレブレニツァ・ジェノサイド」の緊迫した数日間を、国連の通訳という立場を利用して家族(夫…
>>続きを読むボスニア紛争は、すごく遠い世界の話のように思っていたけれど、1995年という私にとっては最近の話ということに衝撃を受けました。この映画を見たあと、なぜセルビア人は侵攻してきて虐殺を行ったのか、そして…
>>続きを読む【国際社会として考え続けなくてはならないこと】
このスレブレニツァの虐殺の首謀者であるムラデイッチは、虐殺が明らかになり、国際指名手配されると、身を潜め、逮捕されたのは2011年。
裁判後、終身刑…
戦後ヨーロッパ最悪のジェノサイド"スレブレニッツァ事件"。決して忘れられてはいけない国連さえも"看過した"悲劇。移送という名のおぞましい暴挙。国連軍の翻訳者アイダの家族を守り抜こうとする極限の恐怖と…
>>続きを読むスレブレニツァの悲劇についてはドキュメンタリーなどで少しは知っていたけど、一人の女性の視線で観ることでその不条理さややりきれなさを痛いほど目の当たりにさせられて言葉にならなかった。
全くあてにならな…
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日本人はこの映画をどう観るのでしょう。
私の恩師はUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)から代議士になった方で、まさに1995年のこの「ボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争」でNATO軍によるセルビア人…
国連は当てにならないし、過度に当てにしてもならないという悲しい現実。。。
1995年7月に起こったスレブレニツァ虐殺を題材にした作品。
ユーゴスラビアが共産主義から民主主義に移行し、ボスニア・ヘ…
このレビューはネタバレを含みます
ダンスのシーンとラストシーンで映る一人一人の顔、残虐な行為の向こう側に描かれる人々の生活を通して、日常と戦闘の歪な共存、恐ろしさが巧みに描かれていた。平和というのは当たり前でもなんでもなく、とても危…
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