公開時に気になっていたけれどそのままになってしまい、WOWOWで観た。やっぱり映画館で観るべきだった、と思う作品だった。もし機会があれば映画館で観たい。
映像があまりにも美しい。夜想曲と題するだけの音楽的な作品でもある。
映される人々、そこで彼らが語る出来事は信じがたく恐ろしい。それをどうしてここまで美しい作品にできるのかということが不思議だ。記録映画であり、報道映画であり、そして芸術映画。そこに感銘を受けながらも、残酷な現実と美しい作品が表裏一体にあることに得たいのしれない恐怖も感じる。
壁一面に貼られた子どもたちが書いた絵が、笑顔でいっぱいになる世界をつくらねばならない。そう強く思った。