なおちゃんちゃん先生

私というパズルのなおちゃんちゃん先生のレビュー・感想・評価

私というパズル(2020年製作の映画)
3.7
悲劇によって打ち砕かれてしまったマーサの心が
時間の経過とともにもとの形を取り戻していく

なかなか完成しない橋とマーサの心がリンクしていて
とても面白い見せ方だなと思った

ヴァネッサ・カービーの演技に引き込まれた
シーケンスごとの細かい表情レベルの演じ分けが恐ろしい

セリフなしでマーサの表情だけを映すシーンも多く、映画全体を通しての彼女の変化が表されている

人を許すことで、自分を許すことができる