何ともやるせないストーリー。
自宅分娩を望んだ夫婦に訪れたのは代わりの助産師。
予定してた助産師は先約で来ず。
不安に思いながらも初の出産へと進む。
ほぼ冒頭からの陣痛、破水、出産迄のシーンが生々しく続く。
旦那も恐る恐る不器用ながら補助にまわる。
出産経験者のこちらとしても、目を逸らしたくなった。
悲しくも乳児突然死で母親に抱かれながら息絶えてしまう。
そこからの夫婦、家族親戚が向かい合う悲しみと怒りと空虚。
誰かのせいにしても、子供は帰らない。
悲しい裁判だ。
ただ旦那さん、ちょいと貴方の行い理解出来ないよー
駄目だよね〜
裁判で最後の主人公の発言。
立派だった。
苦しんだ末に出てきた母としての言葉だった。
最後のリンゴの木
このシーンで救われる。