父カール・マルクスの教えと劇作家のパートナー、エドワードの愛を得て、労働者や女性の権利を訴え続けたエリノア。先進的な考えを持つ一方で、父のもとでは厳格な家父長制と彼の介護に縛られ、浪費家かつ不貞なエ…
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偉大すぎる父への敬愛と呪縛、活動家としての自分と一人の女性としての自分、様々な葛藤があり、「前へ進め」からの自殺…
人物や時代背景をちゃんと勉強してから観たらもう少し理解できたと思うから後悔。それで…
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なぜエリノアがエドワードと付き合って、しかも別れないのかは謎だけど、当時にしてみればかなり先進的な思想を持った彼女を許容してくれる男性はいなかったのかもしれない。そんなエドワードですら、彼女の話を全…
>>続きを読むオープニングから文字デザインや音楽がカッコイイ。19世紀末のロンドンで、突然ロックに乗って踊り出すアクティビスト!
しかし、先進的だった彼女でさえ、男性に依存しケアラーになる葛藤があった。クズの父…
男女間では前に進めなかった話。
「2人の人生が溶け合った結婚は稀有だが、実現するには愛情、敬意、知的類似性、生活力が必要」「女性の地位は向上したが、道徳の面で依然男に依存している」など、要所要所でメ…
エンドロールの間ずっと、脳内で「悔しい」と叫んでた。
そして映像に重ねられたパンクロックが、叫びとして、悔しさを生きるためのエネルギーみたいなものに昇華させた。生きてやると思っている。
作中引用…
女性として生きるということ
主人公は、資本論を書いたカール・マルクスの末娘のエリノア・マルクスで、通称はトゥッシーです。
ミス・マルクスという題名は、エリノア・マルクスが結婚せず、内縁関係のままで…
マルクスの娘について何も知らなかった。
19世紀後半。労働者の、女性の、生き方について闘ってくれた人だった。
ロモーラガライの瞳とふっくら頬がまっすぐさを表してる。可愛い。前髪は正義。子供時代も賢く…
カール・マルクスの末娘エリノア・マルクスの半生を描いた伝記映画。女性活動家として活躍していく一方、パートナーとの関係に苦悩し続けたエリノア。
理想と現実とのギャップがな〜、みていて苦しい。。。
こ…
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