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親愛なる同志たちへのslowのレビュー・感想・評価

親愛なる同志たちへ(2020年製作の映画)
4.0
「ハエ一匹通しません」。2022年にもなって、本作にもあったこのような台詞をリアルで聞くことになるとは思いもしなかった。世界は着々と逆行を始めているのだろうか。誰への感情移入もできず、ファッション性から完全に切り離された異国のアーカイブを淡々と見させられているような感覚。これは痺れた。そういう意味では『DAU.ナターシャ』の方が徹底した記録映像風だったけれど、わたしにはこちらの、これくらいの方が良い。
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