レンタル開始してたので鑑賞
ディストピア…
反理想郷・暗黒世界など作り物の世界観
というイメージが先に来るのですが
想像に反してリアル路線での今作
NO救いでフィニッシュです
冒頭の結婚パーティー
富裕層の集まりで和気藹々の白人達
使用人は下層階級の現地人
不満が渦巻く格差社会の現実
その境界線は薄く
暴力で破られた時
一変した世界になる
主人公マリアンがただただ可哀想
元使用人の手術費を工面しようと
外に出た時に暴動が勃発
その混乱の中誘拐されるマリアン
身代金を要求する犯行グループ
この暴動から一変した
マリアンの境遇はどうなっていくのか…
ディストピアという触れ込みに
荒廃した世界での話しと思いましたが
抑圧された人達が一線を越える
実際にも起こりうる可能性
そういった現実味と救いのない展開で
中々の鬱映画
気分を落としたかったらドゾー