こんなメキシコは嫌だ！〜ニューオーダーを添えて〜
暴徒化した貧困層が、ひたすら残虐行為を繰り広げる90分のスリラー(？)作品。
こんなんマッドマックスの世界の方がマシ！
長回しのシーンが多くてやたらと丁寧に作られてて、ノンフィクションのように感じてしまう。
ファンタジーではなくホロコーストムービーのような実話を基にしたのか、と思えるほど現実感が強かった…。
起承転結があるわけでもなく、活躍する主人公がいるわけでもない。
映画としての基本ルールに反しているし、退屈ではないけどやたらと長く感じたのは私だけでしょうか。
かと言って酷評するほどでもなく…。
微塵も楽しい内容ではない悪趣味全開な映画だったけど、なーんか映像センスだけは良かったから、「なんでこの映画作った？」っていう思考にはギリギリならなかった。笑
メタファーのように使用されている色彩も、これまたこの作品を印象的に表現してた。
拉致された娘さんのスーツが真っ赤で、暴徒達が使用しているペンキの色は緑。
メキシコ国旗のカラーなのは分かったけど、何を意味しているのかは調べてみたけどよく分からん🇲🇽笑
とにかく、これ見てメキシコに行きたいった思う人は多分いないから、正真正銘のメキシコネガキャンムービーとなっております💁♀️
嫌な気持ちになりたい方は是非どうぞ。
