サンダンス映画祭にて。
19世紀アメリカの農村の二組の夫婦の話。それぞれの夫のためによき妻でありつづけた女性の日常からの逃避。
ヴァネッサ・カービー x クリストファー・アボット組、キャサリン・ウォーターストン x ケイシー・アフレック組が夫婦を演じてた。
当然のように夫につくし、夫のために日々の事をこなしてきた二人の女性がある日の出会いをきっかけに、結婚生活の苦痛からほんの少しの解放感を味わう。
ほんの少しのはずが、今まで無意識に自身を抑圧していた反動なのか二人の思いは情熱的になってくる。
夫側の姿がなんともいえない。特にアボットの演技が。
今までの夫婦生活はなんだったんだと言わんばかりのボー然ぷり。
女性が夫のためになにもかも犠牲にしているのが当然という考え方がまだまだ根強い時代だろうしね。
妻は夫に尽くして当然とい古い考えを今でも持っている旦那さんはすぐにその考えを捨てましょう。