ゆうめし

ワールド・トゥ・カム 彼女たちの夜明けのゆうめしのレビュー・感想・評価

3.0
アマゾンプライムビデオで。

1856年1月1日から8月31日までの主人公アビゲイルの日記仕立てで進んでいく。
幼い娘を無くしたダイアー、アビゲイル夫妻、子供ができないフィニー、タリー夫婦。フィニーとタリーが隣に引っ越してきて物語が進む。
田舎で退屈な生活から抜け出すようにアビゲイルとタリーが徐々に仲良くなる様子はまるで少女のような姿。
そしてタリーから一線を越えてしまっていいのか?戸惑いあるキスがよかった。欧米の人たちキスに慣れてるからああいう演技上手い。日本人ああいう演出や演技難しいと思う。
フィニーは束縛が強くてアビゲイルと楽し気にしてるタリーを見たくなくてふたりを話すために137キロ離れた場所へ突然引っ越す。アビゲイル、タリーとお別れできなくて荒れる。そんなアビゲイルのそばにいるダイアーはこの当時の男性としてはフェミニストなんだろう。
アビゲイル、3日かけてタリーに会いにきたのにタリーはジフテリアにかかって亡くなっていた。娘もジフテリアで亡くしたアビゲイルにはさらに辛い仕打ちだったろう。

同性愛はもう禁断の愛ではないので、同性愛で悲恋を描くのは時代を古くしないと批判されるのかな。
今の時代に同じ設定なら普通に二組とも離婚してアビゲイルとタリーが再婚して終わるかな。フィニーをDVクズ男にすれば物語は盛り上がると思うが女性を上げるために男性を極端に下げる設定も好きではないのでそういうのは好きではないわ。

キャサリン・ウォーターストンが182cm、ヴァネッサ・カービーが170cm(wiki参照)なので二人が並んだ姿がかっこよかった。宝塚の男役スターっぽい。
ゆうめし

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