YAZ

夜明けのうたのYAZのレビュー・感想・評価

夜明けのうた(1965年製作の映画)
3.8
浅丘ルリ子の観る
監督 蔵原惟繕

男も仕事も自由奔放な人気舞台
女優が夜明けから夜明けまでに
次々起こるエピソードで心の垢を
洗い流すような話
岸洋子同名曲からシナリオ書いた
ようです

スキャンダラスな女優が自分をモデルに
してる新作舞台のオファーを受ける。
女優がどこまで素の自分を演じられるの
かという60年代な映画です

浅丘ルリ子とてもキレイで滑舌良くテキ
パキした口調が映画のリズム作ってる
プライベートでも親しいらしい加賀まりこ
とイメージ被ります

人気女優の表と裏、実と虚
不倫相手への電話切られた後に受話器を
相手に弱さ口にし涙流したりも
その反面仕事仲間の男共は怒鳴り散らす。
派手なオープンカー乗り回し庶民とは
良くも悪くも別世界に暮らす女優という
名の生き物

この映画が素の浅丘ルリ子を演じてるの
ではないかなと思ったりします
60年代に六本木イタリアンレストラン
中心にした業界人が集まる文化在りまし
たがそういった空気を感じられるのが
興味深い

不倫相手岡田真澄がアダム・ドライバー
に似てた
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