2020年のアクション。米陸軍特殊部隊（デルタフォース）のヴィック(ライアン・フィリップ)は大学生の息子ショーン(ジャック・グリフォ)を迎えに行った寮で、運転手と名乗る男(キャスパー・ヴァン・ディーン)率いる武装集団から襲撃を受け、最高裁判事の娘エリン(レクシー・サイモンセン)とともに寮内で敵と闘う。
フィリップ以外のキャストは魅力がいまいちで、舞台も限られる。B級感あふれる展開で、何らひねりなく緊縛感がないので集中できない。ラストは続編を意図したのか半端な終わりかた。
フィリップは当時45歳ぐらい、ジグリフォは24歳ぐらいだから親子でも不思議ではないが、フィリップは若く見え、グリフォは老けてるので親子設定はかなり無理がある。
原題は「The 2nd」。ヴィックは確かに強いが、邦題のデルタフォースが部隊として出てくるわけではない。原題は武器保有を認める合衆国憲法修正第2条からきていると思われるが、それほど深い話はない。
