みきわめとおる

いとみちのみきわめとおるのレビュー・感想・評価

いとみち(2020年製作の映画)
4.5
久しぶりのレビュー。

夏休みに20本映画を観ました。

脳内ですが、フランスノルマンジー(特攻大作戦)行ったり、
韓国(別れる決心)行ったり、
ポーランド(札束と寝る女神たち)行ったり、
アメリカ(ザリガニの鳴くところ)行ったり、
フランス(アネット)行ったりして世界旅行を満喫しました。

が、しかーし。20本で最も感動したのは日本は青森が舞台の「いとみち」でした。

主役の駒井蓮さんは自らの一生の代表作になるだろうし、脇を固めた黒川芽以さんや、豊川悦司さんも素晴らしかった。

いとみちは、いとしか作れない、いとが選んだ、いとのみち。
いとの成長に心から拍手を贈る。

監督の横浜聡子さん、駒井蓮さん共に青森県人。王林の属していた『りんご娘』のジョナゴールドが最高に素晴らしい。

青森にゆっくり訪れて、いとと、お父さんが登った山に手を振りたくなりました。
多分、太宰治も含羞の笑顔で「いいじゃない」と褒める気がする。

無茶苦茶おススメしたい作品です。