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いとみちのmyjstyleのレビュー・感想・評価

いとみち(2020年製作の映画)
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舞台は津軽平野の中央に位置する板柳町。津軽弁で交わされる前半の会話はほとんど聞き取れず、字幕が欲しくなりました。ヒロインは女子高生、大学で民俗学を教える父と祖母の3人暮らし。ヒロインの名は“いと”、寡黙だが心を閉ざして殻にこもっている感じ。母が32才で早逝しているので母が弾いていた津軽三味線を自分も弾くのが唯一の絆です。いとがメイド喫茶でバイトを始めることで、心を開ける仲間ができ、高校にも友人ができ、大切な居場所となったメイド喫茶の立て直しに自ら津軽三味線ライブをかってでます。素朴だけど片意地ないとの成長を応援して見ていました。田んぼの後ろに聳える岩木山が美しく、アップルパイが美味しそう。全編津軽色が濃くて、津軽の観光映画の趣きがあります。
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