マッシモ

悪銭狩りのマッシモのレビュー・感想・評価

悪銭狩り(2000年製作の映画)
2.5
ダンカン主演の取り立て代行屋のお話。
物語的には高橋克典さんの特命係長只野仁からエロをすっぱ抜いたという感じ。(まぁ、おまけ程度のエロ要素はあり。)

【キャスト】
瀬名:ダンカン
脇坂:鶴見慎吾

山浦: 我修院 達也

【ストーリー】
昼は中野区の区役所職員、夜はやり手の取立て屋代行の瀬名はコンビを組む脇坂と共に今日も依頼のあった町工場の山浦の家に取り立てに来ていた。

山浦は家族を残してキャバクラの女と逃げた後で、残された妻と子供が借金取りに怯えながら暮らしていた。闇金の強引な取り立てを嫌う瀬名と脇坂は無茶を言う闇金達を撃退する。自分達も金は回収するが無茶は言わないという事らしい。

一方その頃、放蕩親父はキャバクラに貢いだ女と桃蛾(モモンガ)なる店をオープンさせていた…。

【総評】
牛島君的な奴らが主役では無く、冒頭述べた通り特命係長只野仁っぽいポジションのダンカンが主役。瀬名の語りがボソボソしすぎてあんまりカッコ良くはない。パケ写的にもっと明るいキャラかと思ったが、表では冴えないキャラだし裏でも落ち着いたキャラなのであんまり表裏を感じない。
(単純に裏のキャラクターが薄いんだと思う。)

鶴見さんの方が見た目も声の通りも良いので立場逆でも良かったと思う。まぁ、鶴見さんだと冴えない区役所職員には見えないから、ギャップのための配役なんだとは思う。

【あとがき】
アクションはカットを多用してるので迫力がない。以前レビューした恐竜神父からVFXを抜いたレベルです。
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