プリンス

ブラック・スネーク・モーンのプリンスのレビュー・感想・評価

4.4
雪道で寝違えた首が今になってリバウンドしております。ジジイですからね、そうそう治りません。一切合切、首回りませんから。さて今回のレビューはピップエレキバン・マックス200!!そうです、200ガウス・フルパワーで、スマホも誤作動しまくりの、、、、あれ?これは失礼!
健康オタク、いや、映画通のプリンスです。映画のほうのレビューでした。ブラックスネークカモーン!いや、ブラックスネークモーン!
オープニング、エディ・サンハウスのMCが入ります。言っておきますがこの人、浅草の酔っ払いじゃ御座いません。伝説のブルースシンガーですからね。ブルーズとは何たるかの講釈。男と女、伊勢崎あたりでなんとか言ってました。
そして舞台はあるアメリカの田舎町、勝手にミシシッピ辺りと解釈します。年老いたブルーズマンのラザラスが(サミュエルジジイ)嫁に逃げられて自暴自棄になっておりますと道端で血まみれで倒れている、街で有名なヤリマンズベ公のレイ(クリスティーナリッチ)を発見。この場合、フリーマンやサミュエルは放っておきません。これはイカンと、家に連れ帰ってイカツイ鎖で家に繋いで強制的に面倒を見る訳であります。このレイ、幼少期のあるトラウマから、実はセックス依存症なんですね。それも含めて、心身共に鍛え直して一端のレディにしてやろうとゆう強制更生保護法人、クソジジイの強力なお節介映画。私がこの様に書きますとふざけた映画に思われがちですが、これがなかなかの良作。このラザラスジジイにはブルースとゆう、孤独や悲しみや悩みを吐き出して消化する術がありますからね。ヤリマンレイにも強制スライドギター&トーキングブルースで、グイグイ行く訳で。妙な父娘のような絆が出来てくる訳であります。でも音楽や聖書なんてものはあくまでも一つのツールで、最終的に困難を乗り越えるのは自分自身。そして軍隊から帰ってくるレイの恋人ロニー(ジャスティンティンバーレイク)この人はパニック不安症に悩まされてて、唯一の拠り所はレイなんですね。どんな人にもそれなりのバックグラウンドがあって、持ちつ持たれつで生きてるんですね。リスペクトしないとね。ラストはほんの少しだけ光が差す感じ。慌てる事無い無い。これ、変なテンションと、妙な余韻の残る一風変わった映画であります。わたくし、久々にヒット打ちました。
あれっ?何か足りませんよね?サミュエルジジイのファンの方、良い人で終わりかよ!とお嘆きでしょう。ご安心あれ!終盤のジジイのライブのシーンで、かなり良質のマザーファッカ!連発してました!曲は、performed by サミュエル となってました!ファッキンクソジジイめ!なかなかやるじゃねーか!!
心が疲れてる人、サミュエルファン、クリスティーナの乳が見たい、ブルースが好き 。
いつもわたくしのレビューに騙されてるフォロワーの皆様、これはオススメでございます。
ほら、クリップクリップ!ひっひっひ、、、
でわまた!!
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