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恐れずにのtmr0420のネタバレレビュー・内容・結末

恐れずに(1950年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

他作では男性キャラ障害描写だけ若干悪い意味で気になっていたが、源流はここにあったのか。障害の位置づけはやはり完全にすっきりとはいかないものの、インペアメントとしてではなく社会や周囲の反応ありきのディスアビリティとして描こうとはしているのか。
逆アバターというか、序盤のダンスの躍動感でその後の病院展開とのコントラストをうまくきかせている。
ラストがどこまでやりたい方向性だったかにもよるが、車椅子ダンス場面などを楽しいものとして描く意図も多少はあったように感じた。当時の娯楽の基準からして題材になりにくいもの、撮られない対象を選ぶという点ではやはり早かったところはあるなと。女が黙って施設に逃げて男が追うという展開はある程度not wantedとかとも共通。
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