がらくた犬

オ!ムニのがらくた犬のネタバレレビュー・内容・結末

オ!ムニ(2020年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

大阪韓国文化院 様
ありがとうございました

過去の大阪韓国映画祭で上映された作品をお家で鑑賞できる『-ONLINE CINEMA-大阪韓国映画祭』の上映作品です。
事前申込制ですが当選しますと無料で鑑賞できます。日本劇場未公開作品も多数ラインナップされてます。

『-ONLINE CINEMA-大阪韓国映画祭』 その8

邦題 オ!ムニ
原題 오! 문희
2020年
韓国公開日 2020年9月2日
ジャンル コメディー ドラマ
観覧等級 12歳以上観覧可
上映時間 109分
2020年 第6回 大阪韓国映画祭 上映作品
日本語字幕版
監督 チョン・セギョ
出演
ナ・ムニ[私の名前はキム・サムスン/怪しい彼女/I Can Speak/ナビレラ]
イ・ヒジュン[青い海の伝説/1987 ある闘いの真実/KCIA 南山の部長たち]
チェ・ウォニョン[殺人の告白/サンガプ屋台/SKYキャッスル/ドクター・プリズナー]
パク・チヨン[麗〈レイ〉/優雅な世界/後宮の秘密/犯罪の女王]
キム・イェウン[キングダム/アジアの天使]

オンライン鑑賞日時
2021年7月18日(日)18時~21時 
鑑賞無料 事前申込制

オー・ムニ
忠南の方言で母(韓国語でオモニ)という意味

忠南錦山(クムサン)の平和な農村を舞台にひき逃げ事故の唯一の目撃者である母親オ・ムニ(ナ・ムニ)と息子ドゥウォン(イ・ヒジュン)が彼の娘ボミをひいたひき逃げ犯を捕まえるために繰り広げるドタバタ捜査劇。
6歳のひとり娘ボミそして痴呆症の母親と一緒に暮らす保険会社に勤める“バツイチ男”ドゥウォンは血の気が多く無鉄砲だが会社での実績もあり解決すべき問題は確実に解決するという熱血漢。
ある夜ドゥウォンが飲み歩いているとボミがひき逃げされたという悪質ないたずら電話のようなとんでもない知らせが届く。しかも現場の唯一の目撃者は痴呆症で記憶があいまいである一方洞察力が優れているという両面性を持つ母親ムニと吠えるしか能のない犬エンジャのみだった。
病院に搬送されたボミは大怪我を負っており意識不明の状態が続く。他に目撃者もおらず警察の捜査にも進展が見られずドゥウォンはもどかしさを募らせ気持ちは焦るばかり。ムニも担当看護師さんを見れば「デカ尻」と騒ぎだし事件のことを聞いても発生時刻を連呼するのみ。ところがあるタイミングで痴呆症のムニが意外な手がかりを思い出すことでドゥウォンは母親ムニと共に警察が捕まえられないなら「俺たちで犯人を捕まえてやる!」と犯人捜しを始めることになるのだが…

↑といった内容で結構シュールなのですがショッキングな血生臭いシーンもありますので万人向けのコメディとはちょっと違います。

しかし大大大大大大大ベテラン女優ナ・ムニさんは今年80歳!初見は"キム・サムスン"の時のヒョンビン演じるジノンのお母様役だったかなぁ?最近視聴したお気に入り"ナビレラ"では本作の痴呆症の老人役とは逆にアルツハイマーを煩った夫を持つ妻の苦悩を演じられていました。また女優生活59年目にして初のアクションに挑戦!だったそうでトラクターの運転をこなすため運転方法を学び実際に運転なさったそうです。凄いですよね。これからの益々のご活躍をお祈り申し上げます。