シリーズ第5作。
前作の後日談となる本作では、超高級車の強奪などを命懸けでこなすドミニクとブライアンが、逃亡生活から抜け出して永遠の自由を得るため、裏社会を牛耳る黒幕から1億ドルを奪う無謀な計画を実行する。
過去4作品からおなじみのキャラクター達が集結。それだけでも鳥肌ものですが、傑作と言い切れる前作を確実に超えてきました。
ただ単に話のスケールが大きくなっただけでなく、登場人物それぞれの魅力・アクション・友情・悲話・ラブストーリーの要素が高水準で凝縮されています。これは大袈裟ではなく映画としてのエンターテイメントの完成形と言えるのではないでしょうか。
そしてエンドロールで明かされる衝撃の事実。1作目から注目していたキャストなだけに、次回作以降が楽しみで仕方ありません。
このシリーズ、こんなにハードルを上げて大丈夫！？と毎回心配になりますが、そう思わせるほどのシリーズ作品は稀だと思います。今作から上映時間が120分を超えてきましたが、今回もいろんな感情が揺さぶれた大傑作でした。
