ゼロヨンレーサーたちのイザコザを描いてた作品も、いつの間にやらアクション大作に進化して、気が付けば5作目。
おそらく『オーシャンズ11』的なことがやりたかったんだろうなと思われる今作。
作戦を練りに練った挙句、結局力技で勝負してしまうところは、良くも悪くもワイルドスピードらしい。
とはいえこれまでの主要キャラクターが勢揃いして手を組む展開は、とても気の利いたファンサービスだと思う。
特にリュダクリス&タイリースvs.ドン・オマール&テゴ・カルデロンの小競り合いは、映画ファンよりもむしろ音楽好きにオススメのシーン。
ジャスティン・リン監督はシリーズの中でもカーアクションシーンの演出がズバ抜けて上手いと思ってるので、7作目での離脱が残念。