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大統領のカメラマンのmocoのレビュー・感想・評価

大統領のカメラマン(2020年製作の映画)
3.8
私は政治には疎い。
だけど、オバマ大統領が好きだった。大統領に当選した日は飛んで喜んだ。時代が良い意味で変わったと象徴する出来事で、明るい未来を素直に感じ、自分には珍しい高揚感を覚えたのを今でも覚えている。
このドキュメンタリーは世界の象徴と言っても過言じゃないアメリカ大統領の専属カメラマンが残した素晴らし過ぎる写真とエピソードが詰まっている。

アメリカ大統領専属カメラマン、まず、そんな人が居る事に驚きながら…

どんどん世界観に引き込まれ、後半あたりの昔住んでいた同州での事件以後、もう、しらんけど涙が止まらなくなってしまった。小田和正の時を越えて〜のCMで毎回涙目になるほど涙腺がぶっ壊れてるにしても、胸が震えて涙が止まらんようになってしまった。
そこに写っているのは、トップに立つ真っ只中の人が見せれる表情じゃないんよ。一人の人間として映る姿が、いちいち心に刺さるええ表情なんよ〜。心底人が好きなんだろうな〜って。あの立場で屈託のない笑顔とかやばくないですか?
彼のカリスマ性が伝わるエピソードや立ち振舞、ユーモア、そして揺るぎない家族愛が詰まってるんです〜!

専属カメラマンの立ち位置は、政府全体をアピールする為で、アメリカの国民性に合っているなと思うし、こんなドキュメンタリーができあがるほど、ボリュームのある内容の存在にまでなっているなんて、なんてエンタメ国家🤯
日本人には肌が合わない方法かもしれないけど、一人の人間として映る姿を見れれば、親身になって難課題を国民全体で理解しようとするキッカケになる気がするんだけど。日本のトップを周りから固めてカリスマ性をもたせるようにはできないものか…と、私は単純だから、良いと直感的に感じたら、ゴリゴリ押したくなるわけで(笑)

兎にも角にも、見て良かった!!

ちなみに、今でも夫婦揃っての人格者、バラクとミシェルをTwitterでフォローして、毎回読むだけで少し優しくなった気分にさせてもらってます!

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思い出として。
当選したあの日、アンパンマンのDVDを見る娘に、興奮していかに歴史が動いたかを話したのを思い出した(笑)当然、伝わるわけもなく、でも、伝えなきゃってね!未来は明るいぞとその時はマジで思ったな。
それと、漏れなく、半泣きでした🤭
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