ロシア産戦争映画
ロシアらしい大迫力の戦闘シーンと、寒々しい戦場での人間ドラマの配分が上手いなかなかの良作でした。
毎度のことながら邦題は意味不明だけど。
何がアンノウンなのよ(´Д`)
相手ドイツだっつってんだろ!
1942年。
ソ連軍はルジェフの村を制圧。
しかし兵を半分失った。
さらにドイツは容赦無く攻めてくる。
しかも政府の人間がやって来て、こんな状況なのに裏切り者を見つけ連れて行くなどと言い出して……
冒頭から約8分もの地獄絵図。
銃撃だけでなく、塹壕に入ってからは殴る蹴る刺すとエグい。
中盤はくだらないお役所なあれこれがあってムカつくし少しダレますが、人間ドラマは上手く描いていたと思います。
この戦いでソ連は130万人以上も死者を出したとか。
それでもドイツを退けて…
とありますが、その犠牲は一体何なのでしょうね。
あまりにも数が多くて、言葉を失います。
こんなにも凄惨な戦いだったのに知らず。
まだまだ歴史上で知らないことが多いなと感じました。