IMW2020の5本目!
従姉妹の結婚式を前にゲイであることがバレてしまい、家族親族に認めてもらおうとてんやわんやの大騒動コメディ。
まだまだLGBTQに対する偏見が強い国はまだまだあるけど、インドもその1つ。
そこには単なる生理的に受け付けない人もいれば、宗教的な問題もある。
でも1番は凝り固まった考えが問題なのかも。
この映画でも「病気だから治る」みたいなくだりがあるけど、未だそういう考えの人もいるんだろうな。
とはいえ、この映画はそのあたりを面白おかしく描いてるのでサクッと観られる。
結構笑いどころもあるし(スベッてるとこもあるけど)、真面目に描いてるところもあるし、泣けるところもあり!
ラストのバイク3人乗りからの駅でのシーンは良いシーンで泣いた(꒦ິ⌑꒦ີ)
ちなみに劇中に出てくる刑法377条というのはインドの法律で同性愛の性行為は違法とする法律。
ちなみに同性愛が違法ではなく、「性行為」が違法なのがキモとなっていて、それを逆手に取ったシーンは拍手👏
主人公の恋人どっかで見たことあるなーと思ったら「盲目のメロディ」の人か!
以下、ネタバレあり
劇中でも出てたけど、2018年に377条の性行為を違法とするのは違憲というインド最高裁の判決が出た。
なのでインドでも同性婚は認められてないけど、同性同士で愛し合うのはOKとなり、ムンバイなどの大都市では比較的LGBTQにオープンな空気なんだとか。
それでも年台や地域によっては未だに偏見や抵抗感を持つ人も少なくないそうな。
でもこういう映画が作られ、多くの人が目にしたり楽しめるようになれば少しずつ変わっていくんだろうな。