目に入るなー
ほぼオーバーレイのコンポジションで、MVの編集の仕上げ方みたいに音楽にペースを合わせいく。光と影の上手い使い方でオーバーレイが不自然に見えず、迫力的に目に入って来る。
松本俊夫や寺山修司の短編のコラージュ的な表現とバスター・キートンやチャーリー・チャプリンの早送りの動きを使用するアートムービーでありながら、見たことのないペース作りに挑戦し、見事に成功。
誰かの消えていく遠い昔の記憶を体験してるみたいで、その記憶が混ぜていく描写が自然な流れになっており、絵のこだわりが圧倒的に伝わって来る。
ミシェル・ボカノフスキーの音楽が浦田恵司と似て、感動。
