ボギーパパ

ザ・ファブル 殺さない殺し屋のボギーパパのレビュー・感想・評価

3.8
劇場2021ー35 キャナル

前作から2年の続編。原作は未読。
岡田准一さんのアクションを見るだけで満足できた前作から、予告編のカーアクションを見ただけで相当のパワーアップの予感。しがみついてるだけでそんなに難しくないなんて、ブランチのインタビューで言っていたし。

そして前作からギャグパートもパワーアップしていそう。佐藤二郎、山本美月、木村文乃とのシーンも楽しみの一つ。

予告でも、番宣でも露出しまくっているアパートの外装工場の足場のシーンと、駐車場のカースタントは圧巻!これほんとに岡田くんやっているのかと思うと、まさにニッポンのトム・クルーズとしか言いようのない感動を覚える。とにかく速いし、キレがあり、そして美しい。この秋公開予定の『燃えよ剣』の剣戟シーンも美しかったが、息をもつかせぬシーンの連続はたまらなかった!
木村文乃さんのアクションは常にセクシーさを要求された演出要請にみごとに応える熱演。素敵でした。

一方、今回の敵役・堤真一は久しぶりの不気味な味わいの大敵。どこにどんなコネを持てばあんな武器を仕入れられるのか?細かいことはさておき粘着質のシリアルキラーぶりは堂に入っていた。安藤政信さんもカッコ良い!一方、パンクブーブーの黒瀬さんの役回りもハマっていたとは思うがアレ要る?と思うくらいマヌケな役回りで少々可哀想か・・・

平手さんは難しい役どころであった。なんとなく先の読めるストーリー展開の中にも、目ヂカラや、微妙な表情の変化でメリハリをつけた好演!
ますます好きになりました。

で、第三弾へ向かうわけですね!これまたアクションが、ギャグが、ボスが、あのスカGがどうなるのかたいへん楽しみです(^^)
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