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ザ・ファブル 殺さない殺し屋のtoshiのレビュー・感想・評価

5.0
最新作の今作は原作宇津帆一派登場のシリーズ。このシリーズは個人的に原作が良作と思っているので今作公開はとても楽しみでした。
原作もヤンマガの発売を心待ちする程毎週月曜が楽しみでなりませんでした。
そして原作同様今作もとても素晴らしかったです。

興信所を経営する宇津帆。でも実は裏の顔がとんでもない奴。そして宇津帆の身近には殺し屋鈴木。車椅子の女性ヒナコが存在。宇津帆は過去にある理由で実弟を佐藤(ファブル)に殺されており、何時か復讐を果たそうとひっそりチャンスを狙う。そんな折、偶然目の前に現れた佐藤。
宇津帆は入念に計画を立て佐藤暗殺に挑む。

復唱・・・、マジで面白かったです。原作を読んでいたので最初から最後まで全て内容を知っています。それでも面白い!とても満足した今作でした。見せ場は原作の漫画に盛った団地バトル。素晴らし過ぎた!ただ惜しむらくは予告で一番緊迫するアクションシーンを見せちゃってるとこでしょうか。

佐藤(ファブル)役は引き続き岡田准一さんですが、前作レビューにも書きましたが岡田さん顔が整い過ぎてて佐藤とはちょっと違うんですよね。でも今回2作目とあってちょっと見慣れた感もありました。
ヒナコ役の平手友梨奈さんもまぁまぁハマっていて良かったのですが、やっぱり前作に続き洋子役の木村彩乃さんが完全に洋子。今回アクションシーンの見せ場もあってこれまた満足です。そしてジャッカル富岡w
また今回洋子に続き原作に合ってるなと感じたのは鈴木演じた安藤政信さん。鈴木の雰囲気ちゃんと表現しておられました。
堤真一さんの宇津帆もなかなかでしたが、原作はもっとヤバい奴なのでもっと狂った感じ出しても良かったかも?でした。

大ラスは原作読んでいた時もハラハラしたのですが、今作原作に忠実にというか丁寧に作っておられ凄く緊張感ありました。

原作の宇津帆一派シリーズを知らない方はもっと楽しめる今作だと思います。中盤ゆったりしてますが緊張感ハンパないシーンもありますので
鑑賞後ちょっと疲れる方もいらっしゃるかも。

【余談】
原作第一部は2019年に終わり、続編の話は挙がるものの中々再開しない日々が続いております。今年の34号より第二部スタート「予定」との事ですが、早く「予定」が「確定」になる事を節に願っています。
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