寓話ではありますけど、モリコーネの音楽と、変態的なトルナトーレ演出、それと個人的に思い入れの強い"海"という舞台で、涙が流れました。"面白い話を他人にできる、そんな人生って悪くはない"というのはホン…
>>続きを読む初回は2001.1.23WOWOWにて。
23年ぶりの再鑑賞。
スクリーンで、しかも4Kデジタルリマスター版で良かった!
当時はティム・ロス目当てで見たかな。
ストーリーはほとんど覚えていなかった…
あーーーーー観に行って良かった!
再上映の映画って、「言うても観たことあるしな…」と新作優先してしまうのだけど、
1回目感動した映画を数十年ぶりに観る時のセロトニンの量、いっぺん誰か計ってみて?って…
良すぎた。あまりにも。
1900、彼は音楽そのものだった。
どんな曲にもどんな人生にも終わりがあるけれど、曲と違って人生には譜面なんてない。
けれど自分の情熱の赴くまま生きて、自分の意思を貫き通…
モリコーネの感情に合わせて揺れ動く音楽と、トルナトーレ監督の幻想的な映像のハーモニーが最高。流石のコンビ技。
海の声を聞いて無限の可能性を感じた男と、海の上で有限の世界に生きた男の心情の対比が面白い…
何度でも見たい作品がここにはある。
キスシーンが不評なんだけどやってるのが悪いって事が分からないほど外の世界のことが分からない。純粋無垢で内面が子どものままだということの表現だと思う。ましてや初恋…
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