「無限の鍵盤」
音声ガイド付きで鑑賞。
タイトルは昔から知っていましたが初めて観ました。
豪華客船のピアノの上に捨てられていた赤ん坊が、船の中で成長して、大人になりダンスホールの楽隊でピアノ弾きとして生きる物語。
一緒に楽隊にいたコーン吹きの友人から語られる主人公の生い立ちやエピソード。一度も船を降りない彼が船を降りる時が来るのかどうか。
いろんなピアノ曲が流れますが、私は三等客室のアップライトで弾く曲と、レコードに収録するために弾いていた曲が好きでした。
船で生まれ船で生きピアノを弾いてきた主人公が、船にこだわる理由、彼自身が彼の奏でる音楽のような存在で、まさに音楽映画という感じでした。
田端のシネマチュプキにて。
映画館の音響だと、音楽映画は素晴らしいですね。