ACTION!!
If we gonna make it like a true survivor!!
We need some!!
ACTION!!
If we wanna take our love away from here!!
We need a living passion!!
To believe in!!
Burning hearts and a brand new feeling!!
ACTION!!
If we gonna make it like a true survivor!!
…すまん。「ACTION!!」と聞いてこれが脳裏に。w
マッチョ軍人のスバッシュ大佐は恋人とその家族、そして兄や州首相の父と共に平穏かつ愉快に暮らしていた。
しかし、父が兄に跡目を譲る大スピーチの最中、テロリストによる爆破テロが発生!!!
しかもその大騒動の裏でテロリストに恋人が殺されてしまう。
しかも兄がライバルのを蹴落とすために仕組んだとしてテロの容疑者になってしまう。
スマホで証拠を握っていた兄は緊急記者会見を開き、無実を証明しようとする。
だが、兄はその直後に首を吊って死んでいた!!!
自殺に見せかけ、何者かに殺されたのだ。
恋人は死に際にテロリストの車のナンバーを書き留めていた。
恋人の仇を討つため、兄の無念を晴らすため。
スバッシュ大佐数少ない情報を元に謎の敵を相手に戦いを挑む…!!!
テロリストの手によって恋人と父を失った軍人が、復讐のため世界を股に掛けて謎の巨大な敵に戦いを挑む、インド産のスパイ・アクション映画。
久しぶりのインド産のアクション映画!!!と聞いてレンタルしたが、毎度の事ながら評価が良くなし!!!(まぁ、何時もの事ですが)
まぁ、それでも大作映画大国インドのアクション物と聞いてそこまでド級の地雷ではないだろうと思い、晩飯を食うついでに鑑賞。
(ついでに前半30分も経たぬうちに、飯は食い終わりました。w)
お話は上記のあらすじで分かるが、テロリストに殺された恋人と兄の仇を取るために、マッチョヒーローな主人公が世界を股に大暴れする、王道なスパイアクション物。
最新技術を駆使してのハッキングや敵の探索、敵地での潜入捜査に隠れての情報収集、ハメられて窮地に陥る主人公グループ、追っ手との戦いやチェイスシーンと言ったアクション等、スパイアクション大作としてやるべき事はちゃんとやっている。
インド映画らしく、ダンスが挿入されたり前フリがやや長かったりはするが、まぁそこはインド映画のお約束なのでまぁ良いだろう。w
個人的には中盤までは普通に楽しめるが、そこからは若干お話が間延びしてる感が否めない。
家族を殺され、復讐相手の一人である殺し屋の女を追い詰める辺りまではテンポも良く、面白く見れる。
しかし、そこからテロリストを探して大暴れする展開で話がやや停滞してしまい、やや中だるみしてしまった。
犯人もぶっちゃけ序盤の内に出てきて怪しいオーラプンプンさせてたし。w
特に敵を探して情報収集したりするパートが長く、最後の戦いが始まるまでが結構ダレ気味なのが残念。
ここら辺をもうちょっとテンポ良く処理できていれば、かなり良くなったかもしれませんが…。
肝心のアクションは、ド派手なカーチェイス要素もあるが、基本は格闘アクションメイン。
俳優陣は動ける人揃いで、動きもキレがある。
だが、格闘アクションはややカット割りが忙しないタイプなので、人によっては目が疲れたりイラっとするかもしれません。
(特に、冒頭のアクションシーンが検挙。)
一応、中盤の殺し屋の女を追うチェイスシーンや、長回しの警官隊との格闘戦など、格闘アクション的な見どころはそこそこにあります。
クライマックスで展開されるカーチェイスバトルも、爆破アクション等にCGを使っているものの、クラッシュ描写はかなりド派手で中々盛り上がります。
黒幕の成敗方法もちょっと捻りが効いてて良かったです。
因みに、監督が冒頭で「この映画は世界中が舞台だけど全編タミル語だよ!」と親切に教えてくれたのはちょっと笑えましたね。w
後、セクシーな恰好な女性の胸元にモザイクが掛かっていたのは何ででしょうね。wwwww
アレぐらいのお色気も、インド映画の基準ではアウトなのでしょうか。w
そんなこんなで、全体的にはインド映画らしく一定のクオリティを保ったしっかりとした出来ではあるものの、ドラマに間延びする箇所があったり、アクションの演出が今一歩届かない所が見受けられるなど、全体的には惜しい映画でしたね。
総評すると色んな意味で「惜しい!」と言う感じ。
ぶっちゃけ個人的には好きな部類の映画なので、勿体なく思えますな。
ただ、中盤からクライマックスまでのダレを除けば映画自体のテンポは良いし、お話もシンプルで分かりやすい。
あちこちにアクションシーンやダンスシーンなどの見せ場も多いので、頭を空っぽにして軽く見る分には良いんじゃないかね。
期待しすぎなければ、の話ではありますが。